外国映画は英語学習素材の宝庫だと社会人になって英会話学校に通い始めたころ、思うようになりました。英会話学校では、生徒同士で会話させるなどコミュニケーション能力を高める授業も魅力でしたが、クラスのレベルが上がってくると映画を使った授業が追加され、毎週それが楽しみでした。その時の学習方法は、リスニング→フレーズ解説でした。ネイティブによる通常の会話スピードでしたので、会話部分をスピーキングさせられることはなかったと思います。
映画の中の学習ポイントなるシーンの英会話フレーズを生徒に聞かせて(リスニングさせて)、登場人物が何を話しているのかを理解する。この方法はある程度の会話力のある方なら、学習者自身でできるリスニング学習になるのではと思います。
【リスニング学習】
・字幕付き映画から学ぶ
BSなどで放送されている映画の中から二カ国語版をチョイス。字幕付きの場合は、日本語訳の部分をテープで貼るなど、目に入らないようにし音声に集中する。
【文字情報(スクリプト)で復習】
音が小さい、会話のスピードが速いなど聞き取れない場合は、市販の映画シナリオで確認したいところです。英語学習用に書籍になった『スクリーンプレイ』(株式会社スクリーンプレイ刊)も参考になるかもしれません。
以上の通り、昔ながらの『耳と目で英語を学ぶ』方法を地道に続けていくのが英語レベル中級者にとっては、良いのではないかと考えています。
このサイトでは、筆者自身がトライした外国映画の中から「仕事で使われる」シーンを中心にご紹介していきます。