[映画で英語学習]オーシャンズ8:提案型の仮定法過去「~したらどう?」

映画で英語学習

『オーシャンズ8』(Ocean’s 8)は、犯罪のプロフェッショナル8人が集結し、緻密な計画を元に宝石の強奪を実行するちょっとスリリングな映画です。

サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ他、豪華女優陣が演じています。

英語音声については、ケイト・ブランシェット他、女優たちの会話テンポが速いのに驚きます。英語の上達には「ヒアリング力」が重要と言われていますが、そういった意味で「オーシャンズ8」は早口英語のヒアリング力を鍛えるのにとても良い教材ではないかと思います。

以下は、オーシャンズ8の司令塔、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)と
デビーの右腕的存在、ルー・ミラー(ケイト・ブランシェット)がファッションデザイナーのローズ(へレム ボナム=カーター)をチームに誘うシーンです。

YouTubu動画の0:57をご覧ください。

Lou(ケイト・ブランシェット): What if we could make all this go away? Even get your passport back.

もし、あたしたちが悩みを全部解決してパスポートも取り戻すって言ったらどう?

【What ifについて】
日本人が”could”、”would”を会話の中で使うのには慣れが必要かと思いますが、”could”、”would”が会話文の中に入ると、感情表現をより豊かにできるのではないでしょうか。

「”What if”にはいくつかの使い方がある」という記述が下記サイトにあります。今回の”What if”は提案で使うパターンのようです。「少し考慮してほしいと遠回しに伝えるフレーズ」として仮定法過去の使用例が挙げられています。

便利なフレーズ「what if」の意味とネイティブの使い方