DCコミックスのスーパーヒーロー「ワンダーウーマン」の2作目、『ワンダーウーマン1984』(2020年公開)は、前作とは異なる1984年という時代設定になっています。登場人物のファッション、流れる音楽は当時の流行を反映させており、その時代のアメリカを知る人にとってはある意味懐かしい映像になるではないでしょうか。
本作は予告編でも分かるように、スティーブ・トレバー(クリス・パイン)が登場します。前作『ワンダーウーマン』で登場したスティーブが時代を超えてなぜ再度登場するのか、そこは映画を見ていない方にとってはポイントとなることですので、見てのお楽しみとさせていただきます。
さて、ここからは英語学習についてです。映画の中で投資会社の経営者、マックス・ロード(ペドロ・パスカル)がアメリカン・ドリームを売る男として登場します。彼の英語はとても聞き取りやすく、英語のヒアリング学習素材になると思います。
それとは対照的にキャロル(国立自然史博物館のディレクター:下記参照)が話す英語はマシンガンのように速いため、聞き取りに苦労しました。
今回のダイアログは、マックスがEarth Sciences labを訪問し、考古学者バーバラ・ミネルヴァ(クリスティン・ウィグ)と対面するシーンです。
キャロルがマックスをバーバラに紹介し、彼女に見学ツアーガイドのアテンドを依頼します。
※映画でのCarolが話す英語はテンポが速いため、ヒアリングがちょっと難しいかもしれません。
ロード社長から博物館へ寄付の申し出が。
[Barbara] Oh.
[Carol] Which entitles him to a handful of private tours of our facilities, and he asked for you by name.
特典の見学ツアーガイドをぜひあなたにと。
[Barbara] Me?
私に?
[Max] Well, what can I say, Doctor? Your reputation precedes you. And apparently we share a passion for gemology.
そうです。博士、お噂は伺っています。宝石学について熱く語り合おう。